◎後悔していること

みなさまこんばんは。寒い日が続きますね。

こんなに寒いとお風呂の時間が長くなります。金曜の夜、娘達が眠りについた後、

ひとり湯船につかりながら自分の思考を散歩させました。

普段は何かと「集中してモノを考えなくちゃ。」なんて思っています。

たまに許してあげるのです。どんなに考えが飛んじゃっても良い。

義務とか権利とか必要とかを超えて、自由に何を考えてもいい。

それを私は「思考の散歩」と呼んでいます。

いろいろなところに飛びながら、一つの考えに行き着きました。

「後悔していることがある。」ということ

 

それは娘のピアノのこと。

4歳からピアノ(オルガン)を習い始めました。

私も4歳の頃から習い始めました。

娘、出来ないのです。リズムもとれない、音譜も読めない。

私はイライラしました。怒りちらしました。

「こんな事もできないの?」

なんて嫌な言葉ばかりぶつけていました。

それがどんどんエスカレートして、いつしかピアノの練習の時間は

私の絶叫の時間、そして娘のおびえる時間になっていました。

娘はピアノと聞いただけでパブロフの犬ではありませんが、泣き出すようになりました。

赤いピアノ

結局、小学1年生の夏、いつも声の小さい娘が大きな声で「ピアノもうやめたい。」

と泣きながら訴え、私も疲れ果て、ピアノに別れを告げました。

 

思考の散歩をしながら、さらに考えが進みました。

「私は娘に音の知識を与えようとして、逆に音を楽しむことを奪ってしまった。」と。

「取り返しのつかないことをしてしまった。」と。


今思うと、過剰要求でした。その年齢に何が出来るか基準も曖昧な中、

「出来るはずだ。」決めつけていたのです。

そして娘を追い詰めてしまいました。

本当は「音楽を好きになってくれればよかった。」だけなのに。

 

アンガーマネジメントはソリューションフォーカス、解決思考でモノを考えます。

その対極は原因思考です。過去に戻ることは出来ないので、後悔しても仕方のないことと

わかってはいますが、それでも娘に悪いことをしたという気持ちは私の心に刻まれています。

 

怒りの感情に押しつぶされる。このままではだめになるという危機感の中、

アンガーマネジメントに出会い、今の私があります。

 

アンガーマネジメントを取り入れることで、自分は随分「楽」になりました。

親子の関係も深まったように感じます。
そして、あのときに知っていれば・・・とも思います。

今思ってもしょうがないことですが。

 

 

 

アンガーマネジメントとは「怒り」のエネルギーをうまく「配分」することです。

もしその配分がうまくできていないお母さんがいたら、是非取り入れてみてください。

「取り返しのつかないことをしてしまった。」と思うお母さんが一人でも少なくなれば良いと思っています。

 


母親向けアンガーマネジメント体験講座を開催します。

1/26(土)10:00~11:30 蘇我勤労市民プラザにて

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