◎すねることなく
今年1本目のブログです。
さて、年が明けて、様々なものが日常に戻りその中で一つ新しいものが始まりました。
娘のダンスパフォーマンスのリハーサルです。
約60名によるスケールの大きなパフォーマンスになる予定で、
昨年の10月に初参加。
リハーサルの場所は東京になるため、親のサポートは必須。
アンガーマネジメントを伝える使命もありますので、支え切れるか心配でしたが、
娘との話し合いを重ねその熱意にほだされ、参加を決めました。
その初顔合わせが8日の日曜日。
はじめにリーダーから言われました。
「これはレッスンではなくお客様に素晴らしいパフォーマンスを提供するためのリハーサル。年齢がいくつであろうと、みんなはプロ。その意識を持つように。」
そのあとはは激しいリハーサルが約4時間。
私の娘は気負いすぎたのか、途中気分が悪くなるほど。(復活しましたが)
メンバー(クルーというらしいです)は小学2年生から大人まで。
小さい子は「疲れた、もうできない」と言ってもいいほどのハードさでしたが
誰もふてくされたり、すねたり駄々をこねたりしません。
なぜなら、自分で選んだから。
誰かから言われるのではなく自分で選んだとき、人は強いですね。
ふてくされても、自分の目標には到達できないこと。わかっているんです。
リハーサルに立ち会い、大人も子どもも同じだと思いました。
うちの子はいつもちゃんとやらない。
そう思ってイライラするのであれば、
それは本人が決めたことなのか親がコントロールしたことなのか
見直してみましょう。
そして本人が決めたことでも、親が
「なんでやらないの?ほらちゃんとやりなさい。」必要以上に介入していませんか。
そこにやらされ感が発生し、その分自分でやる気持ちが萎えていきます。
「お母さん方、衣装の手直しがありますので・・・」
オリエンテーションの時、その言葉に反応したのが私と隣にいたおかあさん。
二人とも裁縫が苦手。
軽く半泣きでしたが、リーダーたちが
「できないとか、ネガティブな言葉は使わない。」とおっしゃっていたので
「できない」とは申しません。
いまからウォーミングアップのための運針でもはじめますか。
ちなみに昨年の10月は姉も出演しましたが、今回は不参加。
彼女は来年受験のため、勉強を選びました。
今年は何かと親として成長させてもらえそうな年になりそうです。