◎どちらにも有効~アンガーマネジメント~
みなさまこんばんは。
先日電車に乗っていた時のこと。
「お前～何してんだよ。」「すみませんっ」
男性二人の大きな声でのやり取り。
そちらに目を向けると優先席に座るおよそ40代の男性が、およそ50代の男性を怒鳴りつけている。
む？何が起きたのかしら・・？
どうやら、
私から見てすこぶる態度の悪い人がいる50代男性が40代男性の隣に座ったとき、寝ていた彼を起こしたらしい。
「起きちゃったじゃねーかよー」
それでその場は収まったのですが、実は彼は女性と一緒に乗っていました。
その優先席を二人で独占して。
↑
本来はこんな感じだと思うのですが・・・
立っている人もいたのですが、その優先席に近づく人はいませんでした。
その人たちが下りるまで約30分くらい一緒でした。
彼らが下りるとき、その女性がかばんを網棚から降ろしました。
そこにはタオルハンカチがまとわりつき、かばんを下したときはずみで網棚に引っかかりました。
私は正面にいたので、念のためお伝えしました。
そういう時、彼らがどんな反応をするのかも少し気になりました。
「網棚のタオルハンカチ、お忘れではないですか？」満面の笑顔で。
すると彼女のものではなかったようです。
男性が「なんだって？」と彼女に聞くと彼女は簡単に説明をしました。
次の瞬間男性が
「ふんっ 知らねえや。」と。
まあ想定内の反応でした。
もちろんこちらが衝動的に怒ることもありませんでした。
私が気になったこと。
その男性、パートナーの女性には終始優しいのです。
よくアンガーマネジメントの講座をしていると
「うちの〇〇は外にはいい人なんですけど、身内には怒ってばっかりなんです。どうにかなりませんか？」という質問を受けます。
自分の懐に飛び込んできた人には優しく、外にかみつく人
怒りの性質そのままに、身近な人に程、怒りが強くなる人
タイプがあるのかもしれませんね。
ですが
外にかみつく人はトラブルを抱えがちです。
けんかになったり。ならなくとも、不特定多数の苛立ちを受けることになります。
今回の件でも知らない何人もの人が、苛立ちと非難の矢を男性に立てていたことでしょう。その矢が目に見えたら怖いことになっていそうです。
身近に向ける人は場合によっては、自分の周りから人がいなくなってしまう。さみしく虚しいです。
さあ、あなたはどちらをとりますか？
なんて究極な選択をする必要はなし。
アンガーマネジメントを学べば、外に向く怒りも内に向く怒りも
必要なこと不必要なことの選別ができるようになります。
そのヒントを得られる講座を開催しています。
ご興味お持ちの方、ぜひお越しください。
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