◎のんきに「べき」と向かい合う
みなさまこんばんは
夏休みと言えばラジオ体操。
我が地域でも今日から始まりました。
私は昨年までPTA会長を務めていたので、とくに子どもがかかわる地域活動は参加しようと心がけています。
ですが、今朝はあいにくの雨。
娘も私も6時に起きて、外を見て雨降りであることを認識。
「今日はないない」と二度寝すると、しばらくしてピンポンが押されました。
一緒に行く約束をしていたおともだち。
「今日は雨だからないよ。」と私が言うと、
「去年は雨でもやったよ。」と返事が。
実は、昨年から場所が二つに分かれ、私たちの町内は場所が変更になったのです。我が家は途中から場所をうつったので、雨の日のラジオ体操を経験していませんでした。
必死で支度をし、家を出ました。
雨の中、2丁目町内会長はなんてやる気なのかしら。濡れながら体操するわけ?
と不思議に思いつつ、会場へ行き、納得。
自治会館という名の平屋の建物のなかでやっていました。
自治会館ではもちつきのお雑煮もつくったのに、伝統の神楽も観たのに。
ラジオ体操というだけで、その建物のことは私の意識の外に行ってしまったんです。
そしてかなりの強い思い込みに気がつきました。
「ラジオ体操は外でやるべき。」
屋内という選択肢もあったんですねえ。
さもないことですが、こんなこともありました。
ラジオ体操第二で、あるポーズがゴリラに似ていて、私が子どもの頃はそのポーズをとる事は少しはずかしいことでした。
でも娘たちは何ら恥ずかしがっていません。
「何でここで、照れたりしないのよ。」と心の中でツッコミましたが、心から恥ずかしいという気持ちはないようです。
「ラジオ体操第二のあのポーズではじらうべき」は崩壊したのです。
そして、今朝はラジオ体操の後、ヤクルトはありませんでした。
大人は予算というもの知っているので怒りはしませんが、
「ラジオ体操の後はヤクルトであるべき」も通用しません。
別の自治会ではヤクルトでなく、お菓子の日もあるようです。
周りの人は気づいていませんが、私には驚き尽くしの朝でした。
自分のべきがいとも簡単にこんなに裏切られるとは。
自分の心の中にある「べき」が裏切られると怒りにつながります。
強いべきであるほど、裏切られると強い怒りにつながります。
朝から、こんなに平和、かつのんきに「べき」に向き合えるということは、アンガーマネジメントが進んでいる証拠でしょうか。
ただ暇なのかもしれませんが。
強いべきではないので、裏切られても怒りにはつながりませんが、やはりラジオ体操はすがすがしい青空の朝にやりたいですね。
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