◎何を求めて ~自転車は難関です~
みなさまこんばんは。
今日は先週末のお話です。
洗濯をしていたところ、外からこのような声がしてきました。
「勇気を出してほらっ」
どうやら、お向かいのお父さんが、小学校1年生のお嬢さんに自転車を教えているようです。
この時期のお子さんがいらっしゃる親御さん、だれもが通る道、それは自転車。
「気づいたら自然に乗れるようになっていた。」
という例は、私の知っているところでは、残念ながらありません。
下手をすると、自転車を乗れずに大人になる。私はそのような大人を知っています。
ですから、今乗れるようにしておかないと。親は焦ったりしてしまうのです。
しかも我が家も含め、共働きの核家族は、週末しか練習出来ません。
なかなか上達せず、親に負担がのしかかります。
そうこうしている間に、お父さん、徐々にヒートアップしてきました。
「何やってるんだ、てめぇ」
「何でこんな事も出来ねぇんだよ。」
・・・お父さん、お子さんに「てめぇ」はいかがなものでしょうか。
といってもそのときには訳がわからなくなってしまっているのでしょうね。
でも、すこし冷静になって考えてください。
なぜ日曜日の朝、自転車を練習しているのでしょうか?
それは
「娘が自転車を一人で乗れるようになる。」
という事ですよね。
もう一つ考えてみましょう。
「なにやってるんだ、てめぇ」
といわれて、自転車が乗れるようになる人間がどこにいますか?
お嬢さんが、自転車にうまく乗れないかもしれないということが
心配で、練習がうまくいかないと怒りにつながってしまう。
わからなくもないです。
でも、その声かけが、かえって逆効果になってしまっているかもしれません。
特にこどもにまつわることだと、つい一生懸命になってしまう。
また親が子より強いため、子どもに対して強く叱ったり、きつい言葉をかけたりしてしまう。
そのようなときには、自分が本当に何を目的にしているのか。
考えてみませんか?
2年前私の娘は、私の鬼コーチぶりに恐れをなして、
自転車に跨いだまま、つま先だちで自転車とともに脱走を図りました。
(わが子ながら早かったなあ・・・)
大事な子供たちをそんな怖い目にあわせないように。
是非 自転車に乗れるようになるとともに、 親子で頑張った素敵な思い出を作ってください。
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http://sweetandbitterchoco.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/post_9bb6.html
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こちらは協会の認定資格。
認定を受けた方はキッズインストラクターとして講座を開催できます。
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私も、「ふざけんな」「てめぇ」など強い語調が口癖ですので、気をつけるようにしています。
お向かいのパパさんは、ゴールまでのプロセスの描き方に甘さがあったのかも知れませんね。
私も、子どもが自転車に乗るなど、たやすいことだと思っていたので、最初はイライラしたものです。
なぜと、どのようにを随時検証する必要があると痛感しました。
私も、「ふざけんな」「てめぇ」など強い語調が口癖ですので、気をつけるようにしています。
お向かいのパパさんは、ゴールまでのプロセスの描き方に甘さがあったのかも知れませんね。
私も、子どもが自転車に乗るなど、たやすいことだと思っていたので、最初はイライラしたものです。
なぜと、どのようにを随時検証する必要があると痛感しました。
梅崎さんありがとうございます。
「こんな簡単なこと。」と思っていることが、
相手にとってはそうでないこと、よくあります。
自転車も
「両足を別に動かして、手はハンドルを握る。何にも支えられることなく
止まると倒れるから、足を動かし続けるしかない。止まるときにはブレーキも使わなきゃ」
ダブルバインドどころか、いくつもの事を同時にしないと成り立たないんですよね。自転車って。初めて挑戦する人にとっては、けっこうな課題です。
出来るようになると、忘れてしまうものですね。
こどもにとっては何十年も続く自転車ライフのはじまり、良いものであってほしいと思います。