◎対話が大事
みなさまこんばんは。
今日は千葉市新庁舎整備シンポジウムに参加してまいりました。
実は私、3年ほど前に2年間、公募委員として基本構想のための会議に参加していたのです。
それから、ようやく基本設計が決まってのシンポジウムでした。
その会議というのが建築学、リスクマネジメント、まちづくりの専門家 第一線で活躍の先生方や、自治会連合協会の会長 スペシャリティをお持ちの方ばかりで構成されていました。会議は内容こそ難しいのですが
「こんな考え方もあるのか。」
「専門家の目から見るとそう感じるんだ。」
毎回私の知的好奇心は刺激されました。
任がとけてから数年。新庁舎に関する話からは離れておりましたが、
久々の再召集でした。
さて、第一部はパネルディスカッション。緊張の私の出番はあっという間に終わり
第二部となりました。
第二部は 設計に携わった隈研吾先生 久米設計の山田会長 熊谷千葉市長の3名での対談です。
隈研吾先生、建築に詳しくない私でも知っています。
新国立競技場、サントリー美術館、歌舞伎座などの設計に携われた方です。
どのような思いがあるのかを聴かれた時
「明るくて暖かい空間。ガラス張りの空間は使おうと思う人が自由に使えるような場所になっている。どれだけでも可能性を拡げることができる。」とおっしゃいました。
それほど長い対談ではなかったのですが、感じたのが
「作る側の思いがあること。そして作ったものの中身を創っていくのは、市長をはじめとする職員や市民であること。」
どんなに良い箱があったとしても中身が伴わないのであれば宝の持ち腐れですからね。
さて、このシンポジウムが終わってから、ぐっと新庁舎ができるのが楽しみになりました。 新庁舎を見たら、その先に作った人の思いが透けて見えるような気がします。
思いを知る。というのはとても大事ですね。
さて、私たちは怒りをぶつけられることがあります。
ときに理不尽さを感じ、そこで相手をシャットアウトしてしまうこともありますが。
相手にも気持ちがあります。
その思いを知ると受けとり方も変わってくるかもしれませんね。
そして何をすれば思いを知ることができるかというと・・・
対話だと思います。
さて、同時に今日感じたこと。
その道の専門家の「えらい」方々との久々の再会に思わず満面の笑顔で
「お元気ですか~ ご無沙汰しています!」と声をかけてしまいました。
再会がうれしかったんです。
ご飯も食べたことないし、世間話もしたことのなかったのですが、
2年間、定期的に集まって一つの事を考えていった先には、「つながり」ができていました。