◎赤とオレンジの衝撃

みなさまこんばんは。

ダンスを習っている二人の娘たちは、10月三笠宮杯にて披露するパフォーマンスのため、ここのところ週末は都内で練習。というお話は以前もさせていただきました。

本日は立川のとある体育館が練習場所。

イレギュラーな出来事があり、中学2年生の娘と、小学5年生の娘。そして仲間の小学6年生の女の子の3人で、立川から千葉まで帰ってくることとなりました。

 

幸いにも、立川から中央線に乗り、お茶の水で乗り換え、同じホームの反対側の電車に乗れば、総武線各駅電車にて、最寄り駅までつくことができます。全乗車時間おおよそ90分。

中央線

中央線

総武線各駅

総武線各駅

とはいえ、間違えようとすれば、埼玉へも神奈川へも行くことができますからね。

(私も横浜から千葉に帰ろうとして、きづいたら新宿にいました。その時気が付かなければ高崎に行っていたようです(笑))

本人たちも不安なわけです。

 

私もできる限りのことをしようと思い、娘たちにメールを送りました。

 

ここから***************

お疲れ様。大変だったね。

さて、帰りはみんなで無事に帰ってきてほしい。
道のりは長いけど、乗り換えは一回。乗り換えも簡単。
一つ目の電車(40分くらい)
中央線赤い電車(東京行) 立川→お茶の水で乗り換え
*終点の東京にはいきません。その手前のお茶の水乗り換えです。
二つ目の電車(50分くらい)
総武線各駅 黄色い電車 お茶の水→○○
(津田沼行と千葉行があるけど津田沼だと津田沼でまた電車を待たないといけないから、千葉行がおすすめ)
ラッキーなことにお茶の水では降りたホームの反対側に黄色の電車が止まるので、行き先だけ確かめたら千葉行に乗ればよいだけよ。(千葉行と津田沼行はほぼ交互に来ます)
心配だから、立川で電車に乗ったら。新宿を過ぎたら、お茶の水で乗り換えたらその都度メールをもらえると安心です。
気をつけて帰っておいで。
ママ
ここまで********************
このような感じ。
できることはやったと、ほっと息をついているとほどなくして次女から電話が。
「ママっ大変!」
「なに、どうしたっ?」
「立川駅で電車待ってるんだけど、電車が来ないっ!」
「そんなことはないでしょう。」
「電車は来てるけど。」
「来てるけど?」
「赤い電車は一本もないっ」
・・・中央線の車両って変わったかしら。いやあ聞いたことないぞ。

おそるおそる

「ねえ、来てる電車何色?」

「オレンジ」

はは~ん。これって赤と言わずにオレンジというのか。

「ねえ、それって赤じゃないの?」

「オレンジだよ。」

電話の先でお友達が失笑しているのが聞こえてきます。

 

昔なら、

「何言ってるのよ、それ赤に決まってるじゃないの。東京行って書いてあるでしょ。気づきなさいよ。」

電話口で逆切れしていました。でも今はごめんねということができます。

 

今見ると確かにオレンジですし。

 

良かれと思ってやったことが、曖昧な情報により、逆に娘たちを混乱に陥れてしまっていました。

しかも総武線各駅のまっ黄色の電車はいつしか廃止、今は写真のようなツートンカラーになっていたようです。これでも確かに黄色だけど、よくそのまま乗ってきてくれた。

 

おともだちのお母さんと

「東京駅経由で帰ってくると、乗り換えでトラップにはまるかもしれないから、避けよう。」と言って少し時間がかかっても総武線各駅でということになったのですが。

私こそが生けるトラップでした。

 

私の無意識のトラップも見事かわし、三人は無事に帰ってきました。

しかも笑顔で。

 

なるほど、成長するわけです。

娘たちの許容範囲が広くて良かったです。

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