◎べきの分かれ道
みなさまこんばんは!久しぶりのブログです。
さて、昨年秋、娘達が所属するアレグロスーパーキッズが出場し、
サルサ部門で見事優勝したDance Collection in 国技館 2013
のDVDがようやく手元に届きました。
何せ、両国国技館でそれは大きなスクリーンに娘達のアップの表情が映し出されることなんて
滅多にないことですから、永久保存版なのです。
娘達とその映像を観て、興奮。プロの撮影は違います。
次の日、ロッテンマイヤーさんこと、主人に二人の時、その画像を見せました。
それはもう、喜ぶだろう。感動するだろうと思っていると、
「・・・それにしても俺は抵抗あるな。娘がへそ出して、腰を振って踊ってるのを観るのは。」
たしかに、娘達の衣装は・・・私の同世代の方ならぴんと来るでしょうか?
うる星やつらのラムちゃんの服を(ヒョウ柄のビキニ)をピンクと黒の配色にしたような
感じなのです。
さすがロッテンマイヤーさん、お父さんです。娘が心配なのでしょうね。
さらに続きます。
「もっと大人になって踊っていたら、俺、辞めろって言うな。」
はは~ん。サルサを習うことについてあまりよく思っていないと思ったら
そこに理由があったのです。
私たちの心の中にはたくさんのべきがあります。ロッテンさんは
「人前でおへそをだして、セクシーな踊りをするべきでない。」
というべきを持っているのでしょう。
そして、そのべきが目の前で裏切られると、怒りの感情へとつながっていきます。
私は言いそうになりました。
「二人はね、とってもサルサ、大事に思っているし、一生懸命なんだよ。」
でも、途中でやめました。
それは、ロッテンさんと娘達の問題ですから。
いつかロッテンさんが、娘達のサルサを我慢出来なくなり、辞めさせようとしたら、
その時娘達が、心からサルサを大事に思っているのであれば・・・
娘達は戦うのでしょうね。
大事なサルサを奪われそうになったとき。それは娘達が怒るときなのです。
今はロッテンさんに口答えする娘達の姿を想像できませんが・・・
そしてすこしづつ、親から離れていくのでしょう。
姉に至ってはすでに6年生。その日は遠くありません。
そんな日が来たら、ロッテンさんはショックだろうなあ。
途中から妄想が入ってしまいながら、少し寂しさを覚えた私でした。
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