◎素敵な私メッセージ

娘の髪の毛を切るのが、私の楽しみの一つです。

こどもは前髪が「ぱっつり」なのが私の好み。

下の娘の前髪も一気に、そうですね、3センチほど残してざくりと切りました。

娘、鏡を見た瞬間号泣、その場で泣き崩れました。

このようなことは初めてで、母もうろたえました。

 

さて、アンガーマネジメントではアサーティブコミュニケーションが有効と言われています。

アサーティブコミュニケーションとは、自分と相手の権利を尊重した上で、

自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現するコミュニケーションスキルです。

代表的なものが「私メッセージ」

気持ちを表現するときに私を主語にして言語化するというものです。

 

たとえば「早くしなさい。」

「早くしなさい。」は、相手が主語になっていて「あなたは遅い。」と断定的に表現している。

相手は「そんなことはない。」と反感をもつ場合があります。

気持ちの良いコミュニケーションは成立しません。

 

これを私メッセージに置き換えると

「私が急いでいるから早くしてほしい。」

自分の気持ちを素直に伝える事が出来、また相手への批判にもなりません。

 

ということで、使いました私メッセージ。

「ママは、とてもかわいいと思う。かわいくて食べちゃいたいくらい。

その後も目が合うたびに

「ママは、とてもかわいいと思う。」といいながら、

前髪をかきあげる必要のない露出されたおでこをチュッ。

それを何回も繰り返しているうちに、夕方には娘もご機嫌になりました。

昨日に至っては「この前髪がいい。」といってくれました。

 

自分の気持ちを伝えるということは、人生経験をいくら重ねても難しい。

不本意にも、悪く取られてしまうことがある。

「難しいな。」と思うあなた、まずは「私」を主語にして言葉を発してみませんか?

 

 

今後は、鏡を見て確認しつつ髪を切ろうと思います!

 

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