◎ママ、また教えてね!
みなさまこんばんは。
たった今の今まで、娘が背後にいました。
何をしていたかというとテスト勉強です。
さて、私がなぜアンガーマネジメントを始めたかというと、
かつてこのブログにも書きましたが、ものすごい怒りんぼだったからです。
二人の娘は格好のえじきで、激しく私から怒られました。
とある音楽教室に通ったはいいが、怒りすぎて数年後
「ピアノ嫌い、やめる」と号泣されました。
その時きづいたわけです。
「大事な娘が音楽 音を楽しむ 素晴らしいきっかけを母である私が奪ってしまった。」と
怒りすぎる自分につかれていました。
数年後、アンガーマネジメントの存在を知って、その講座のドアをたたいたわけですが・・・。
あれから三年半が経ちました。
長女は中学生になりました。先日、こんなことを言い出したのです。
「塾へ行きたい。」と。
まあ、本人がそういうのならと、数ある塾で興味のある所に見学に行きました。
そこで受けさせてもらったテストが。
母、のけぞる。ほど素敵な点数でした(笑)
この数年、勉強に関しては全く関わってきませんでしたから、現状を知っておののいたわけです。
間違いなくどこかの塾へ入るということで、娘と私で意思を確認しあったのですが、
とにかく今日、この衝撃の余韻があるうちにそれらの問題の見直しをしようということになりました。
私が教えることになったのです。
一緒に一つづつ問題を解いていきました。
間違えのクセなんかが見えてきて、それを伝えたりしていましたが、
中には、ものすごいツッコミを入れたくなるような間違え方をしていて、
手を変え、品をかえ怒りの反射を起こさないように努めました。
すると最後に
「ママ、また教えてね!」
と娘が言ったのです。
こんな日が来るなんて。
娘には言いませんでしたが、言い知れぬ感動が胸に広がりました。
数年前は、怖くて聞けなかったわけです。いや、怖いから聞きたくなかった娘です。
それが「ママ、教えてね!」と。
おそらく、アンガーマネジメントをしていなければこの日は迎えられなかったでしょう。
と考えると、やはりアンガーマネジメントは私の恩人なのです。
テストが近いというのに10時に床に就いた娘。
さわさわと心配の風が私の心のなかを吹きあれますが、
自分にとってこの問題、重要だけど、頑張るのは娘。私がコントロールできるものではない。
と判断し、娘に任せることにしました。
さあ、私がコントロールできるのは、私の仕事。これから講座の資料を作ることにします。