◎本人のペース
みなさまこんにちは。
娘たちは春休み。毎日楽しく過ごしています。
長女はもともとの寝起きの悪さが、春休みに磨きがかかり、お昼近くまで寝ています。
モノの本によると、その日に得た知識、学びを人は寝ている間に定着させるといいます。毎日春期講習に行っているからさぞかし定着させているんだろう。と特に注意はしませんでした。
もともと、私には「何時に起きるかは本人の課題で、私の課題ではない。」という考えがあり、普段から起こさないのです。
その日は娘が友達と映画に行く約束をしていました。9時過ぎに最寄駅待ち合わせです。
それでも8時を回っても起きてこない。
始めはパパとも「痛い目見たらいいよ。それで懲りるよ。」などと話をしていましたが、そのうち私の頭の中には
「遅れたら迷惑がかかるなあ。」
「それを機に誘ってもらえなくなったらどうしよう。」
色々な考えが頭を回り始めました。
ぶれまくりです。
「なんで起こしてくれなかったの、ママのバカっ」
「鬼母」 「親子の絆」
いろいろな言葉がそれはもうぐるぐると。
「もうだめ。起こそう。」
と思った瞬間、2階からとことこと降りてくる足音が。
「寝坊しちゃった。」とつぶやきながら、ベーグルを焼き、その間に二階へ戻りさっと着替え。
階下に降りてベーグルをほおばり、それが終わりしばらくしたら
「いってきます。」とにこやかに。
15分、経っていなかったと思います。
残された私たちは目がテン。
娘は娘のリズムがあるんですね。
私たちは任せられないとき、いたずらに不安、心配な思いが心を占めますが、
任せる、信じることができれば、私たち、もっと心穏やかにイライラせずに過ごすことができるだろうなあ。と思うことができるエピソードでした。