◎いちいちべきのすりあわせ
みなさまこんばんは。
菅野家ではこの11月より、二人の娘が塾通いを始めました。
本人やる気があるのは良いことだ。と思っておりましたが、
二人が塾に通うということは、私が送り迎えをする。ということなんですね。
この11月は気づいたらお迎えに行っています(笑)
さて、次女は午後6時ごろのお迎えなのですが、長女は午後10時近く。
人影はまばら。ですが駅のロータリーは(いくつかの塾は駅前にあり、駐車場がなくロータリーで待つのが最善の方法であったりします。)お迎えの車が結構います。ですから停められる場所が日によって変わります。
毎回目指しているのは千葉銀行前。ある日。千葉銀行前を陣取ることができました。
娘にメールを送ります。「千葉銀行前で待ってるよ。」娘から返信が来ます。「今終わったよ。」
ですが、いつまでたっても来ません。
車を出て探しに行こうかと思った矢先、娘がやってきました。
訳を訊くと「向こうの千葉銀行行ってた。」
軽くイラッとしました。
「そっちの千葉銀行はロータリーになってないよね。そこに母が迎えにいくと思うのかい?」
↑
位置関係はこのような感じです。
でもすぐ気づきました。私は「千葉銀行前で待ってるよ。」とは伝えたけど、「具体的な支店名」や、「ロータリーのところにある」とは伝えていないことを。
さすがにアンガーマネジメントシニアファシリテーター歴3年を超えると、客観的に考えられるようになります。
その日は冷静に言いました。
「千葉銀行の前と言ったら、いま居る、この場所ね。」と。
ある日は千葉銀行前に停められず、ロータリーから少し外れたコンビニ前に停め、メールを送りました。
「コンビニの前にいるよ。」
ですが、なかなか来ない。千葉銀行の前が空いたので車を移動すると、娘が待っている。
なんとメールを見てないとのこと。
「塾の帰りの時間は、まずはメールチェックしようね。」と伝えました。
今夜は郵便物を投函してもらいたく、車をポスト前に停車。後ろから車が来ているのに娘はなかなか車に戻ろうとしない。
「後ろに車が来ているから、早く乗ってほしかった。」というと、
「ポストの前で降ろされて、そのあとは自分で歩いて帰るのかと思っていた。」
「そんなわけないでしょ。何のためのお迎えか。」と心の中でツッコミましたが思い出しました。
娘が保育園に通っていたころはよく、習い事の帰りに豆腐屋さんで降ろして豆腐を買ってきてもらったことを。
その時は、娘を残し車を走らせ家で待っていました。
「ああ、懐かしいなあ。」ついしみじみしてしまいました。
私達のすり合わせはあとどれだけ行えば、イラッとせずに送り迎えができるようになるでしょう。
すり合わせが完了するか、成績が上がるのか、どちらが先なのか。
あ、ここにもべきがありました。
「塾に行くなら成績はあがるべき。」
まずはここからです。
先は長し。