◎お守り代わりに

みなさまこんにちは。暑い日が続きます。

7月末より娘達が一足早く、東北の主人の実家に行っています。

毎年恒例になって、二人も楽しみにしていたのですが、

気になるのが、妹がへそをまげて、祖父母と姉を困らせること。
　　

機嫌の良いときはとても「ゴキゲン」な娘なのですけど・・・
　　

そこで私、出発間際にこんなプレゼントをしました。

妹に「ねえねえ、向こうで怒ってすねちゃうことあるかなあ。」

妹「うん、やっちゃうかも。」

私「なら、プレゼントあげるね。」

妹「何？何？」
　　

私「魔法の呪文」
妹「？」

私「これからね、怒りそうになったら、ニックノイっていうんだよ。ニックノイって言葉がプレゼント。」
　　

ニックノイとはタイ語で「少し」の意味です。

私がかつてタイを旅行したとき、タイの人によくかけてもらった言葉です。
　

直訳すると「少し」という意味のようですが、
私には「落ち着いて～」てか「大丈夫だよ」と聞こえました。
怒りを感じることは悪いことではありませんが、
怒りに反射的に反応してしまうと、例えば怒鳴ってしまったり、売り言葉に、買い言葉で、思ってもいないきつい言葉をぶつけたりして、得てして後の後悔を生むことになります。
ですから怒りを感じたら、呪文を唱えることで反応を遅らせるのです。
私「あなたが怒ると、周りの人も楽しくなくなってしまうの。ママは折角の夏休み。皆が楽しめたらいいと思っているよ。つまらない怒りは、ニックノイというと落ち着くからね。」と伝えました。
妹 大事にもって行きました。
母が贈った呪文。これが娘をつまらない怒りから守ってくれるといいのですが。
毎日かかってくる電話の様子では、楽しく、仲良くやっているようです。