◎こどもに教える、いや、教えられたアンガーマネジメント
帰宅したら、既に娘二人はお風呂に入るところ。
下の娘がやけに姉にからんでいる。
姉は相手にしないので、妹、余計にいらだっている。
いらだちながら鼻をいじっている。
「イライラするあまり、鼻血が出たか。」母はそう思った。
とうとう泣き出したので、姉と交代して、私がお風呂に入った。
泣いている妹とともに。
風呂場でゆっくり「子供にもわかるアンガーマネジメント講座」はじまりはじまり
「いろんなこがいて、みんなが違うから面白いんだよ。みんな違ってみんないい~なんて、コニタンも歌っていたじゃない。」
「ちがうちがう。」鼻をいじりながら、首を振る。
自分が嫌い、お姉ちゃんはうらやましいというので
「人は人、自分は自分。くらべるとつらくなるよ。でも今の自分がいやならどうなりたいとかある?なりたい自分になろうと思えばなれるよ。」
いやいやしながら首をふり、鼻をいじる。いつしか鼻ばかりいじりだした。
「どうしたの?鼻ばかりいじって。」と聞くと、ティッシュのこよりが鼻に残っているとのこと。
片鼻をおさえ、「ふん」して。というと弱い。「もっと強く!」と煽ったら
「ふ~んっ」
「ティッシュ鉄砲」がものすごい早さで私めがけて飛んできた。
あわや顔面直撃。
それから二人で大笑い。娘は超ゴキゲンに
ごめんなさい、汚い話で。
娘も鼻の中に忘れ物をして、さぞかし気持ち悪くいらいらしたことでしょう。
だって身体の調子と心の調子は連動していますから。
体調が優れないと怒りっぽくなります。
例えれば、お湯を沸かすとき、水からでなくお湯からあたためているようなもの。
だからすぐ沸騰してしまう。
まさか鼻の中にこよりを残している人はいないと思いますが、
暑いからといって、身体を冷やしてばかりいませんか?
汗が出るからといって、運動を避けていませんか?
ついついネットを見すぎて(私?!)寝不足になっていませんか?
無駄な怒りを生まないためにも、普段から体調には気を配り、怒りのスタートの目盛りをゼロにしていたいものですね。