◎つくづく思うこと
みなさまこんにちは。
雨もやみ、今日は気温が上がるようですね。
さて、昨年8月家族旅行後、救急車で運ばれた義理の父が、明日をも知れぬ状況となっています。
文房具屋を営み、80歳をすぎても毎日お店に出ておりました。
実は家族そろっての旅行はこの時が初めてだったようです。
楽しかったのかよく食べました。
次の日のお昼過ぎに調子が悪くなりました。
私たちと別れ、義父母が帰宅する途中、救急車で運ばれました。
肺が機能しなくなっていました。
なにせ医者嫌い。
ここ数年、兆候があり、再三、義母や義兄は通院するよう忠告したそう。
義父が耳を貸さないことが時には怒りにつながったこともあったようです。
一度退院、でも脳梗塞をおこして再度入院。
ロッテンマイヤーさんこと旦那様はとても心配で、元気がありません。
前代未聞の巨大口内炎ができたり、肌が強いのにカサカサができたり。
心と身体はつながっているということを身をもって証明しています。
「おれ、岩手いってきていいかなあ。」
ロッテンマイヤーさんはこう言いました。
「もちろん行ってきて。お義母さんとお義兄さんを励ましてきてよ。」
と私は送り出します。3月は一緒に岩手へ行きました。
実は・・・私は怒ろうと思えば、怒ることができます。
私の実父が末期がんだった時(12~3年前です)。
育休だったこともあり頻繁に名古屋へ帰っておりました。
ロッテンマイヤーさんは不満だったらしく、何せ口をきいてくれない。
口を開けば意地悪を言ってくる。
だから私も父の話を口にできない。
「なぜ思い存分看病させてもらえないのか。」大きな戸惑いとともに、怒りを感じました。
改善していたアトピーが両足に出て、ただれました。
「さあ、今だ、目にものをいわしてやれるのは。
彼に同じ仕打ちをしてどんなにつらいことか思い知らせてやれ。」
どこかからそんな声が聞こえたとしても、私はそれをしません。
あの時感じた怒りや戸惑いは事実。
でもそれを持続させないことに決めているからです。
私はほかに大事なことがある。
それが思うことができたのは、アンガーマネジメントのおかげ。
ああ、知っていてよかった。
だって、心から一緒に義父のことを心配したり、その状態に一緒に一喜一憂心からしたり。
そして心からみんなを励ますことができるから。
私にはそちらのほうが大事。
ここでもう一つの学びの出番です。それはペップトーク。
「心配だよね。私も同じ。でも誰にだってその日は来る。
今、できる限りのことをしよう。私も一緒だよ。」
もちろんこのような状況の中、今日のように雲一つない青空といった心境とはいきませんが、それでも自分を見失わずに生きることができています。
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本来大事なことを大事にできる、パワーが注げるようになるアンガーマネジメントを伝えています。
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