◎ブレイクパターン
みなさまこんばんは!
すっかり秋になりました。
朝のひんやりした空気、心地よいですね。
さて、わが長女は残念ながら大体において、よく見ていません。
髪の毛が乱れているとか、シャツがでているとか。
漢字テストで「てん」が足りないとか。
筆算で一桁ずれているとか。
サルサのステップの足の向きが自分だけ違うのに気づいていないとか。
まあまあ、見落とし、見誤りがよくあります。
そのようなわけで、私も
「よく見たほうがいいよ!」と声をかけることが多いです。
そんなある日、娘たちを乗せて車を走らせていました。
まもなく自宅というところで、長女が口を開きました。
「あ、変わった。」
「何が?」と聞くと、
「ほら、和菓子屋さんののぼり。春は桜餅だったのが、夏は水ようかんになって、
今は栗きんとん。秋だねえ。」
・・・気がつきませんでした。娘はそんなところで季節を感じていたようです。
そう、娘は見ていないのでなく、見ている人でした。
ただそれが、勉強ではなく、食べるものだっただけで・・・
ブレイクパターンとはアンガーマネジメントのテクニックの一つです。
人は良くも悪くもワンパターンにはまっている。そうするといざ変わろうとしても、なかなか変われない。
いつでも変化に耐えられるよう、日々、少しづつ、いつもと違うことをやってみよう。
というものですが、例えばある苦手な人がいた場合、ついつい悪いところばかり探してしまうのを良いところを見つけるというのも、ブレイクパターン。
良いところを見つけていくことで、その人への見方が変わってきます。
苦手な人の一挙手一投足にイライラしていたのが、このブレイクパターンにより、イライラしなくなる。アンガーをマネジメントできるわけです。
この日、私の娘へのパターンが壊されました。娘のすごいところ発見です。
でも母、「とほほ」な気分なのはなぜでしょうか・・・・・