◎マネジメントできるのは自分だけ。
みなさまこんばんは。雪が降りそうですね。
さて、今日は先日行った母親向け体験講座の日の朝のお話です。
私の主人はぶっきらぼうですが優しいところもあります。
その日も、講座に使う荷物を車まで運んでくれました。
前回のブログでご報告したとおり、サービス担当に任命された娘と私が車に
乗り込みました。
主人が助手席に荷物を置き、ドアを閉めてくれました。
車をゆっくり発進した際、視界の隅に何か動きを感じましたよ。
我が家は玄関に段差があるのですが、あろうことか主人が振り返りざま、
その段差にすねを打ち付けたらしく、次の瞬間・・・・なんと
段差に蹴りを入れたのです。
まさにこれは、「ぶつけてもしようがない怒り。」
段差に蹴りを入れて「懲らしめてやろう」と思ったのでしょうか。
そんなことをしても、痛みは治まらない、さらに痛みは増すだけ。
仮に懲らしめたことで、段差が壊れたら、費用はむこう何年間お小遣いから天引きです。
半年以上、毎日アンガーマネジメントについて母から話を聴いている娘。
少しづつ浸透してきたのか、目の前で披露された無駄な怒りがわかったらしく、
次の瞬間、車内は大爆笑でした。
アンガーマネジメントファシリテーターの菅野さん、なぜご主人のアンガーをマネジメントしないの?
といわれるかもしれません。
それは出来ません。だってマネジメントできるのは「自分のアンガー」だけですから。
なぜなら怒るのを決めているのは自分だからです。(これに関しては後日また詳しくお話しします。)
いろいろ夫婦でアンガーマネジメントの話をすることはありますが、本人が「自分に必要だ。」
と思い、アンガーマネジメントを取り入れれば、それがその人のアンガーマネジメント元年。
その日を待ちつつ、私は無駄な怒りに振り回されない快適な時間を過ごし、それを彼に見せ続けたいと思います。
余談ですが、車内で大笑いしたからか、体験講座では娘も私も絶好調。
もしかするとあれは「無駄な怒り」では無く、私たちをリラックスさせるための「パフォーマンス」だったのかもしれません。
http://sweetandbitterchoco.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_362e.html
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