◎情熱が伝われば~返報性の法則~
私の愛娘二人はサルサを習っています。サルサは南米が発祥の地。情熱的なダンスです。
この11月に東京で行われるジャパンカップへの出場が決まりました。
ダンスを初めて「競技」として審査されるのです。
お金もかかります。レッスン費2倍、フェスティバルの出演料、参加費、
衣装。我が家は2名なのでさらに倍。
時間もかけます。以前は7時集合だったのが、体操後7時からレッスン開始に前倒し。
母は、仕事終了後、会社を飛び出し、家の前に娘を立たせ、
家に入らず車をUターン。(タイヤなってます。)そのままレッスン会場へ。
・・・疲れます。レッスン中、私は車で爆睡したりもします。
でも、音をあげることはありません。
なぜなら先生が溢れんばかりの情熱をかけてくれているのがわかるからです。
先生も保育園に通うお子さんがいらっしゃいます。
お仕事もしつつ、日本サルサ協会の理事という肩書きも持っています。
9月には韓国でのフェスティバルに参加し、世界的に著名なダンサーに
娘のチームの振り付けの約束をとりつけ、しかも先週特別レッスンを設定してくれました。
短期間しか日本に滞在しない彼の時間を確保するというのは、ものすごいことです。
レッスン当日、東京に滞在する先生を千葉まで送迎。仕事がある私たちに代わり、
途中子供達をピックアップ、まとめてレッスン会場へ連れて行ってくださいました。
レッスン終了後、彼をまた東京へ。
果てしなくタフなお方です。
返報性の法則をご存じですか?
人は他人から何かをしてもらうと、お返しをしたくなる心理がはたらきます。
それを返報性といいます。
私にとって、この秋のサルサレッスンは、「しんどい、へたれる。」ではなく
先生の情熱を受けて、「娘達が先生の情熱を結果で返せるよう、環境を整えよう。」
なのです。娘達も私が帰宅する前に二人でおさらいをしているようです。
返報性の法則は、情熱だけでなく、怒りにも優しさにも当てはめることができます。
優しさは、いくらでも返せばいいと思いますが、怒りは違います。
せっかくアンガーマネジメントの存在を知った皆さん、
怒りの返報性に振り回されるのはやめましょう。
相手が怒ればこちらも怒りで返したくなる。でも、こちらが怒りを返さなければ・・・
相手はいつしか戦意喪失。怒らなくなります。
相手の怒りを受け止めれば、相手との関係性は変わってくるかもしれません。
さあ、明日もレッスン。仕事、残業にもつれ込まないようにしなくては。
時間がもったいないのでつまらないことにイライラはしませんよ~
10/20働くお母さんのためのアンガーマネジメント体験講座開催します
千葉市民会館 第7会議室 10:00~11:30
http://www.facebook.com/events/349412685151573/permalink/349412688484906/
↑ 詳しくはこちら