◎こだわりが消えるとき

みなさまこんにちは。

久しぶりに週末、寝込みました。そして週末で収まりきらず、昨日は会社をお休みしました。

ありがたいことに、娘たちかいがいしく介護をしてくれるのです。
食欲もなく、ひたすら寝たい気分の私。パパが不在だったため、

自分たちのお昼御飯をスーパーで買ってくるようにと二人の娘にお金を渡しました。
　　

「ママの分も買ってこなきゃ」　そう思ったのでしょうね。　　

寝ているところに、娘が二人やってきて、おのおのにおまんじゅうを見せてくれました。

「ママ、どらやきだよ～」次女

「ママ、薄皮まんじゅうだよ～」長女

 

薄皮まんじゅうを見て、私のコアビリーフがピンっと反応しました。

「私は粒あん派　～おまんじゅうは粒あんであるべき～」

 

とはいえ、特に何も指摘することはせず、再び寝入ろうとすると、次女が

「お姉ちゃんと一緒に見ているDVDが怖い～、階下にいられない～」と

そういいつつ、まだ手をつけられていないどら焼きにチェックが入りました。

「ママ、どら焼き食べているところ見せて。何も食べていないと心配だから。」

私のコアビリーフがピンっと。

「病人には無理をさせるべきではない。」
　　

しかし、一生懸命水を運んでくれて、頼んでもいないのに、(クッキーやケーキはくどいだろうと和菓子をセレクトし）おまんじゅうを買ってきてくれる優しい娘。

悪いなあ・・ここは・・・とどら焼きをぱくっ　　意外に食べられる・・・
　　

次の日、会社を休んだ私を気遣ってくれ、パパが洗濯を干してくれました。

またもや私のコアビリーフがピンっ

窓の外、タオルが十分伸ばされず干されたものだから、風も吹いていないのに風が吹いたような形になびいている。

「タオルを洗濯する時は十分伸ばしてから干すべき。」

そのままの形で乾くんですよね・・・いつもはこっそり直したりするのですけど。
　　

私のコアビリーフ、いろいろと刺激されましたが、実にこの週末はどうでもよかったのです。

とにかく寝ていたくて・・・

もちろん怒る気力もありませんでした。
　　

コアビリーフとは簡単に説明すると、自分の中にある価値観です。

その価値観が思うように通らないと、そしてそれが許せないと怒りがやってきます。
　　

粒あんである事より、娘の要求を断ることでパワーを使うより、洗濯物を直す事より

この週末はもっと大事な事がありました。
　　

寝ることと休むこと。
　　

コアビリーフを変えることって意外に簡単。

その状況によって簡単に変わってしまうものなのです。と安藤代表がおっしゃっていた事

身をもって理解する事が出来た週末でした。
　　

そして昨日の夜、娘がお鍋の材料を切ってくれて、パパが作ろうとしていました。

「最初に肉(豚肉）を入れればいいんだろ」

・・・我が家はまず野菜を入れて、最後に豚の薄切りです。

思わず、「違うっ」が表情に出ました。
　　

そしてコアビリーフがピンっ

「お鍋の豚肉は最後に入れるべき」

　　

「文句言うなよ、俺が作るんだから。」

どうでもいいやと思えず、「わ、私が作ります。」
　　

そして私は回復しました。
どうでもよかったことが、回復につれ、よくなくなってきたのでしょうか（笑）　　

 

皆様もどうしても変えたくて、変えられないコアビリーフがあったなら

それよりもっと大事なものがある状況に自分を置いてみてください。

もしかしたらあっさりと変える事が出来るかもしれませんよ。
　　

今後の講座開催予定です＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

☆一般向けアンガーマネジメント入門講座