◎登山の途中

みなさまこんばんは。

昨日はとあるところでアンガーマネジメント研修をしてまいりました。

受講者は男性20代~40代、30名程度でした。

研修をしていると先方のご要望がいろいろあり、今回は少し、アンガーマネジメントにプラスアルファな内容での3時間でした。

 

はじめはかちこちだった受講者の方も、講座開始後30分怒りのシェアをしだしたあたりから、徐々に緊張がゆるみ。数あるワークは、それぞれ大変盛り上がりました。

 

研修前、実は私ナーバスになっていました。「自分の解釈が受け入れられるかどうか。」

知識はあっても、それに意味づけをするのはヒトですから。そしてその受け取り方は人によって違う。

 

研修後、担当者の方とお話ししていた時に担当者の方がこうおっしゃってくださいました。

「研修室の隣にいた職員が、“すごく大きな笑い声がたくさん聞こえて、相当楽しい研修だったんだろうなあと思いました。”と言っていました。私はずっとその場にいたわけではありませんが、受講者が部屋を出てきたときの顔。明らかに最初の顔とは違って、元気になっていました。その顔を見ることができただけでも実施した甲斐があったと思います。」

 

ものすごくうれしかったです。

実は私はかつて研修会社で企画営業の仕事をしておりました。いい研修をした日は、

往きと帰りの受講者の方の表情が違うわけです。元気になった受講者を見るのが私のモチベーションの源でした。

 

そして、数年前に伝える側に回ったとき、こんな講師になりたいと思いました。

「往きと帰りで受講者の顔が良い意味で変わるような、元気を持ち帰ってもらえるような話ができる講師。」

まさに今回、この評価をいただいたわけでした。

ということは、目標に到達したということ?

 

そういうことなのでしょうね。必死に腕を振り回していたら、気づいたらそこに来ていたという感じですが。

そしてその地点、すなわち今、実は次の目標が見えています。

 

まさに人生は登山ですね。

 

いろいろな登山の仕方があるとは思いますが、私の場合は歯を食いしばるというよりは、咲いている花を愛で、青空を仰ぎ、おやつを食べ。(時に食べ過ぎ、動けなくなる(笑))

マイペースな登山ではありますが。

これからも登り続けたいと思っています。

 

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