◎心のやらかい場所
みなさまこんばんは。
アンガーマネジメントと直接は関係ありませんが、先日お子様向けにセッションを行いました。
このセッションの目的は
「断ることができること」だったため、
アサーティブコミュニケーションの考え方を軸にセッションをしていきました。
小学校二年生のクライアントはいろいろなことをしっかりと理解していて、
その中で、自分を責めていました。
スガシカオさん作詞の「夜空ノムコウ」に
「ぼくのこころのやらかい場所」という言葉が出てきます。
この表現、私はとても好きなんです。
大人はやらかい場所をまもるべくそれを取り囲む皮が厚くなっていますが、
子どもはやらかい場所がむきだしなんですね。
だから傷つきやすい。
確かに人は傷つきながら強くなっていくものかもしれませんが、理不尽に傷つけられる必要も自分を責める必要もありません。
詳しいことは書けませんが、セッションで伝え続けました。
自分の事を大事にしていい。
相手の事も大事にしていい。
大事なのは最後にはお互いに笑顔であること。
相手が子どもであっても、大人であっても同じ。
セッション終了後には心なしか、クライアントさん、すっきりした表情をしていました。
帰り道、思い出しました。
「あのクライアント、アイスブレイクで試したストローサッカー、ものすごく強かったな。私、3連敗。一勝もできず。対等どころか・・・今度、会えることがあったらまずはリベンジマッチだわ。」
気づけば、私の心のやらかい場所があたたかくなっていました。